土曜、アンディ・ウォーホル展へ行った帰り、
六本木の街のいたるところで
アートイベントをやっている、
「六本木アートナイト」を見ながら帰るっていう、
アートにかぶれた夜。
そんな中で、こんなアート作品が。
細長いオブジェの上にある吹き出し口から…
人間の「目」が描かれた紙が
噴き出すっていうもの。
この紙をダイレクトキャッチしようと、
餅投げみたいに、
たくさんの人が手をあげてた。
仕組みは、オブジェの下にいる係員が、
紙をオブジェの中に入れることで、
それが吹き上がって上から出るという単純なもの。
これ自体はアートかどうか、
僕にはよく分からないんだけども。
大人たちが、目をダイレクトキャッチしようと、
必死にジャンプしながら、
噴き出てくる紙を取ろうとしていて。
一方で、子どもたちは、
落ちてる目をかき集めて拾って、
紙をまた噴き出せるよう、係員に渡していて。
子どもが愚直に働き、大人が無邪気にはしゃぐ。
子どもが大人を楽しませてる構図。
これはアートだなと思った。
そういう意図なら。