J2第33節、清水はアウェイで
松本と対戦し、0-1で敗れた。
自動昇格圏内の2位・松本に、
直接対決で敗れるという最悪の展開。
これで9試合を残して、
2位・松本との勝ち点差は7に。
せっかく見えた松本の尻尾を掴み損ね、
自動昇格が大きく遠のく1敗だった。
ここ数試合の悪い部分が出た中で、
相手にきっちりと決められ、
逆に清水は何もできなかった試合。
ピッチコンディションに適応できず、
パスをつなぐこともままならないまま、
時だけが過ぎていった試合。
日本代表が中東で戦っているような感じで、
繊細さや、脆さを露呈した。
フィジカルが弱い分、
コンタクトを受ける前にプレーできるよう、
プレースピードを上げる必要があるけれど、
パスがズレたり、トラップが大きくなって、
プレースピードは遅くなる。
単純にピッチ上が気になるだけでも、
ピッチに思考能力のどのくらいかを奪われて、
次のプレーに遅れが出る。
結果、フィジカルの強い相手に寄せられ、
思うようなプレーができなくなる。
そもそもここ数試合、
ボランチを抑えられて、
うまくいかない試合が続いている。
ここまではなんとか勝てていたけれど、
少し相手のレベルが上がったり、
自分たちのレベルが下がると、
こういう結果になってしまう。
選手の離脱と復帰が相次ぐ中で、
最後の修正ができるかどうか。
次のセレッソ戦に勝ったとしても、
厳しい状況は変わらないかもしれないけれど、
勝つしか状況を変える手段はない。
修正しないと、勝てない試合は
これからも出てくることが分かった。
状況を変えるには、修正するしかない。