J2第35節、清水はホームで
町田と対戦し、2-0で勝利した。
前半、相手のバックパスのミスから大前が得点、
後半、PKでテセが得点という、
アベックゴールではありながら、
刺激が多すぎた最近と比べると地味な勝利。
2位・松本が引き分けたことで、
残り7試合、自動昇格圏内との勝ち点差は5に縮んだ。
内容が良くない試合は続いているのは、
仕方がないと思っている。
中盤で右の攻撃的ポジションの枝村に加え、
右の守備的ポジションの河井もケガで離脱。
さらに右サイドバックはCBが本職の三浦。
これだけメンバーが代わって、
しかもタイプが違う石毛・本田が入れば、
右サイドの雰囲気はガラッと変わる。
そんな機能が難しい中で、
それでも石毛は何度かいい場面を作り、
三浦は不慣れでも前節よりは
ボールを前へ運ぼうという意識は感じられた。
石毛も本田も三浦も、
みんなしばらく調子が良くなかった中で、
今日はだいぶ良くなっていたと思う。
前線からプレスをかけられて、
バタバタしていても、
いつの間にか2点とって勝っちゃえたのは強い。
最後のところで体を張ったから、
シュートを防げて無失点に抑えられた。
ギリギリだったけど。
さあ、残りは7試合。
自動昇格を争うチームとは、
得失点差で大きくリードしているから、
清水が勝ち続けることができれば、
勝ち点差5の2位・松本が1分1敗、
勝ち点差3の3位・セレッソが1敗で、
順位を逆転することができる。
そして3位のセレッソは、松本と勝ち点差2。
松本にプレッシャーがかかる。
7差はきつかったけど、
5差は射程圏内だと思う。
誰かが撃ってくれるのを待つしかないけど、
撃ちやすい距離にやってきた。