2018 J1 第7節 昨シーズンみたいな試合

J1第7節、清水はホームで
長崎と戦い、0-1で敗れた。

全体的にプレーが雑で、
ボールが全然収まらない残念な試合。
長崎が良かったというより、自滅して敗れた。

これでリーグ戦3試合連続無得点。
ホームでは昨シーズンから11戦勝ちなしと、
厳しい結果となっている。

思い出したくもない、
去年よく見た“懐かしさ”のある試合内容。

何をしたいのか分からない、
偶然凌いで、偶然点を取るサッカー。

ファーストタッチが大きくて相手にボールが渡り、
パスも精度が悪くて繋がらない、
そりゃ勝てないよという、酷い内容の試合。

その結果なのか、もとの原因なのか、
選手間の距離がかなり悪かった。

ボールを持った選手へのサポートがなく、
ボールを失ったときにも距離が遠いから
奪い返すことができていない。

その結果、攻撃は単調になり、
1対1が多いからボールを失いやすく、
セカンドボールが相手に渡るから
カウンターを許してしまう。

自滅で負けたようなものだった。

そして、ディフェンスラインも不安定。
リズムを作れなかった。

フレイレ・立田が縦へ抜けられることが増え、
ソッコ・松原もボールタッチが雑だった。
自陣でボールを奪われ、
ミスから相手のチャンスが何度も生まれていた。

攻撃の選手は戻らざるを得ないシーンが続き、
攻撃に移ることができなかった。

もちろん攻撃の選手のタッチも悪くて
ボールを奪われるから、
守備陣も押し上げられずにいた。

そして選手間の距離が悪い攻撃は、
1対2で抜かないとチャンスにならないような状態。

サポートがうまくいってないから、
2人3人と守りに来る長崎に、
簡単に守られてしまっていた。

まあイライラが溜まる試合だった。

さあ次は、調子が戻ってきた浦和戦。

調子が落ちてきた清水が、どう戦うのか。
監督は選手をどういじってくるのか。

救いはボールを回される“やりやすい相手”ということと、
ホームで攻撃に出るプレッシャーがないこと。

しっかり守って、カウンターを食らわすという、
明確なサッカーができる。

そんな今シーズンの原点に立ち返って、
まずは調子を戻してほしいと思う。

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