アジア大会で、男子バスケットボールの
日本代表選手4人が、日本代表ウエアを着て
歓楽街へ繰り出し、買春を行った問題。
4人は処分を受けてすぐに帰国することとなり、
帰国後すぐ、日本バスケ協会の三屋裕子会長同席のもと、
“顔をさらす”謝罪会見を開いた。
この対応に、三屋裕子さんはさすがと思った。
選手のことを本当に考えての対応だと思った。
僕は、大学の体育の授業を思い出した。
というのも大学3~4年の体育でバレーボールの担当が、
当時筑波大学の非常勤講師をしていた、三屋先生だった。
僕はスポーツが好きだから、
スポーツが盛んな筑波を選んだという経緯もあり
(パソコンに向かい続ける学部だけど…)
三屋先生担当ということで迷わずバレーボールを受講。
普通の学部のただの授業だったんだけど、
三屋先生は、僕ら生徒と本気で向き合ってくれた。
バレーボールが楽しくてたまらなかった。
今思えば、大学の体育の授業とは思えない熱さだった。
授業では年間を通して、数人のチームを組み、
毎回練習と試合をやっていくというスタイルなんだけど、
体育の授業のあと、他の講義がないときは、
そのまま体育館で自主的な居残り練習。
そこでも三屋先生は、指導してくれた。
あと多くのチームが、授業以外でも集まって
練習したり、他のチームと練習試合をしていた。
大学の体育館をとったりして。
たぶん大学4年間のすべての授業の中で、
一番熱が入った授業だったんじゃないかと思う。
学部の授業がそれ以下なのはどうかとは思うけど…
それは置いといて、単位さえとれればいい体育で、
こんなにも本気になれたのは、三屋先生のおかげだった。
で、何が言いたいかというと、
三屋さんは選手のことを本気で思ってくれるし、
乗せてくれる人だということ。
今回、バスケ界で問題は起きたけれど、
三屋さんが会長なのは、明るい材料だと思う。
日本のバスケ界は、三屋さんを手放さずに、
しっかりサポートしてほしいと思う。