2018 J1 第26節 きっちり勝利できた大きさ

J1第26節、清水はアウェイで
柏と戦い、3-2で勝利した。

柏の寄せがかなり甘く、
自由にやらせてもらえた試合は、
前半に多くの決定的な場面を作ったものの
決めきれず、スコア上は競った試合に。

それでもソッコがケガでスタメンから外れた中、
勝たなければいけない質だった相手に、
きっちり勝てたことは大きく、
降格圏とは一定距離を保てている。

清水は竹内が復帰したことで、
白崎を前で使えるようになり、
全体のクオリティが上がった印象。

前半は特に距離感が非常に良く、
五分五分のボールはだいたい取れていた。

まあ、柏が五分五分のボールに全然来ず、
清水がやりたいようにやらせてもらえていたから、
手放しで喜べるものじゃないけれど、
それでも清水のここ数試合は内容がいいのを考えると、
チームとして良くなっているのは分かった。

降格するときは、こういう楽な試合でも、
勝ち点を失ってしまうわけで。

ちなみに試合で感動したのは、松原の右足!

まだまだぎこちないけれど、
3度右足でクロスを上げて、右もあることを見せていた。

この前から右足でチャレンジしてはいたけれど、
余裕があったのもあるのか、今回は最高の3度。

こういう少しずつの成長が、
チーム力をアップさせてくれるし、
海外移籍や代表入りに近づくことができる。

抜け出しもキープも見事な北川もそうだし、
1対1で抜群の強さを見せている立田、
相変わらず貢献度の高い金子と、
若手の成長が、今のチームを支えている。

外国人選手や、今日得点した中堅の選手たちも、
もちろん貢献度は高いんだけど、
中規模のクラブで若手の成長は欠かせない。

そして意識の高い若手の成長は、
次の若手の成長を生むはずで。

勝ち点はそこまで大きく積みあがっていないけれど、
明らかに昨シーズンよりいいチームになっていると思う。

次のガンバ大阪戦は、ドウグラスが出停から復帰し、
ソッコも戻れる感じかもしれない。
いよいよ今シーズンのベストメンバーが見られそう。

前回の対戦では、柏同様に寄せが甘かったガンバ。
どこまで復調しているかにもよるけれど、
清水は、今日のチャンスメイクに加えて、
ドウグラスの決定力と、ソッコの守備範囲の広さで、
今日よりいい結果を出し、きっちり勝ってほしい。

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