2019 J1 第19節 踏ん張り

J1第19節、清水はアウェイで
ガンバ大阪と対戦し、0-1で敗れた。

雨の中で行われた試合は、
前半は清水ペース、後半はガンバペースで進み、
スコアレスドローかと思われた88分、
ペナルティエリア内でヘナトが足を滑らせ、
弱いクリアが相手に渡って失点。

攻撃は8試合ぶりに無得点、
守備は11試合連続失点となった。

ヘナトの失点シーンは事故的とはいえ、
前半から足を踏ん張れずに滑らせ、
本来のパフォーマンスを出せていなかっただけに、
試合を通して良くなかったのは事実。

他の選手も清水の方が足を滑らせる場面が多く、
それが反応が遅れる原因にもなっていた気がする。

無失点の試合をするとなると、
そういう細かな準備が差になってしまう。

そして、ガンバがしっかりと守っていたことで、
「引いた相手を崩せない」という、
清水の弱みがむき出しになった。

裏へ抜け出すスペースがないだけで、
攻撃の破壊力は激減、
ドウグラスも抑えられ、崩す術がなかった。

後半途中で4-1-4-1にポジションを変更したものの、
しっかりと対策されていたのか、
これまでのようにうまくいかなかった。

完全に力負けした試合ではなく、
守備への手ごたえもある内容だったけれど、
これからもしっかり守る相手に苦戦するんだろうと、
そこは割り切っていくしかなさそう。

現実路線のカウンターサッカーという、
戦い方をしている以上、
こういう試合も出てくるのは仕方ない。

あとは0-0でしっかりと踏ん張れるか。

1試合ごとの踏ん張りが、
残留や1ケタ順位での踏ん張りにつながってくる。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です