新型コロナ感染拡大の対策として、
月曜から夜ふかしが、一歩踏み込んだ対応をした。
スタジオ収録では
「スタッフやカメラ、スタイリストやメイクが集まる」
ことから、出演者2人の音声のみを収録し、
VTRに2人の音声、ワイプなしという異例の放送をした。
それを「演出」として、面白く見せていた。
新型コロナ対策でスタジオ収録してますというなら、
このレベルまでやらないと意味がない。
テレビ番組は、生放送の情報番組を中心に、
見せかけのコロナ対策がまだ多い。
出演者間の距離をあけるとか、
局内の別の部屋から出演するとか、
ほとんど意味のないことをやっている。
密集しないのは当然大事なんだけど、
スタジオで隣り合った出演者同士、
感染リスクが高くなるほど、
相手に唾液を飛び散らすようなことはほぼない。
基本、正面を向いてしゃべっている。
距離を空けても、別部屋にしても、
人や物との接触は、普段と同じくらいある。
むしろ別部屋にすれば、その部屋にもスタッフが必要で、
無駄な人員を配置することになってしまう。
「密を作らない」というアピールに過ぎないし、
スタッフ含めた全体の接触を減らす解決にはなっていない。
番組に関わる人を最小限まで減らす、
月曜から夜ふかしの対応はベターだと思う。
まあ接触をなくすには「収録しない」の方が、
対策としてはベストなわけだけど。