17年前に起きていた、浦和ファンの入場ゲート強行突破

世の中ではJ2徳島の選手が、
ボールボーイを小突いた問題や、
徳島ファンが他のボールボーイへ
液体をかけた問題が話題になっているけど、

僕はそれよりも深刻で、
もっと話題にすべきだと思うことがある。

それはJ1第9節、大宮×浦和の試合で起きた、
浦和レッズのファンによる、
入場ゲートを強行突破未遂問題。

浦和ファンの数人なのか十数人なのかが、
チケットを持たずに入場ゲートを
強行突破しようとして、係員に止められた。

それ自体ですでに問題なんだけど、
僕が深刻だと思うのは、まったく同じ問題が
17年前にもすでに起こっていて、
どうやら、なくなっていなかったこと。

それは2000年、浦和がJ2にいたころ。
浦和にとってアウェイの試合で、
僕はスタジアム運営のバイトをしていた。

駐車場を担当してた僕の無線には、
開門と同時に緊迫の声が入ってきた。

「入場ゲートを突破されました!」
「机を壊されて、1名が負傷!」
「数十名がチケットなしで入りました!」

行列の先頭の方にいた浦和のファンが、
J2の貧弱な入場ゲートを壊して、
チケットなしでスタジアムへ入った。

ゲートで運営にあたっていた
バイトの一人が、けがをした。

ゲート突破が常態化していたか、
今回が極めて珍しい出来事かは分からない。

ただなんにしても、チケットなしでゲートを
突破しようとする人がいること自体が異常だし、
繰り返されたという体質が異常。

クラブは問題を放置していなかったか。
周りは突破を黙認する雰囲気ではなかったか。

スタジアムが危険な場所というイメージは、
絶対に作っちゃいけない。
親が連れていきたくない場所にしちゃいけない。

正直、一部のファンに問題があるのは
浦和だけじゃないんだけれど…

それにしても問題が多すぎる浦和には、
しっかりと対処してほしいと思う。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です