2017 J1 第19節 横浜FM×清水 興奮のPKストップ&同点弾をスタジアム観戦!

J1第19節、清水はアウェイで
横浜FMと対戦し、2-2で引き分けた。

リーグ戦8戦負けなしの相手に、
2度のリードを奪われながらも、
2度追いついて引き分けに持ち込み、
アウェイで十分な結果を残した。

・・・という試合を、
日産スタジアムで観戦した!


雨降りしきる日産スタジアム。小机駅からの道は水たまりがいっぱい。


スタジアム2階席は屋根があるから快適


清水の選手は夏限定黒Tシャツを着て入場


すぐ脱いで白ユニフォームで撮影


多くの人が屋根の下で応援するほどの強い雨


清水側も横一杯に広がって屋根の下から声を枯らす


そんな豪雨の中でキックオフ


試合は横浜FMが2度のリードを奪いながらも、
清水のツートップ、テセ・長谷川悠が1ゴールずつを挙げ…


2-2のドローで試合終了。


試合後のアウェイ席全体から大きな拍手


インタビューに答えていたテセは1人遅れてゴール裏へ挨拶


わざわざ端の方まで行って挨拶するテセ キャプテン

コーナーからのカウンターで
簡単にやられた不甲斐ない横浜の1点目に、

なんとなく入りそうな清水の最近のセットプレーで、
遠い方のゴールでなんとなく入った、
長谷川悠の清水1点目。

特に点の匂いがしない雰囲気のパス回しから、
簡単にサイドを運ばれ、あっさりやられた横浜の2点目。

そして横浜の不可解なPK判定、
清水・六反のPKストップで清水側アウェイ席は大興奮。

66分、竹内がボールを奪ったあと、
ファウルなんじゃないかと一瞬空気が止まると、
反応したテセのミドルシュートがバーに直撃。
ここでスタジアムの雰囲気も、流れも明らかに変わった。

直後、竹内のループ気味のミドルシュートは
相手キーパーのファインセーブに阻まれたものの、

アウェイ席が最高潮になったのは70分。
松原がデュークとのワンツーで抜け出し、
中にいるテセへグラウンダーのクロス、
それをテセが相手に体を預けて
倒れ込みながらのゴール。
久しぶりに見た完璧な崩しで、2点目を挙げて同点にした。

お互いチャンスを作りながら、
最後の場面の精度を欠いて引き分けるという、
試合内容自体は悪かったけれど、
清水を応援する側にとっては面白い試合だった。

決して清水の内容は良くなかったけれど、
2度追いついたのと、不可解判定のPKストップが
アウェイ席を思い切り熱くしていた。

清水は、まだまだ守備の仕方にも
攻撃の組み立てにも難はあるけれど、
セットプレーで「点を取りそうな気配」のする
チームになったのは、とても大きい。

負けていても同点に持ち込めるんじゃないか、
同点でも勝ちに持ち込めるんじゃないかと、
思えるようになる。

そのメンタルで戦えるだけで、
プレーはポジティブになり、精度は上がる。

気になったのは緩さ。
寄せが甘くて相手を自由にし過ぎたり、
相手のドリブルにズルズルと下がる。

トラップが大きくて
相手のボールになるシーンも多い。

セットプレーという武器が備わったことで、
一桁順位はいけるかもしれない。
でも緩さが直らない限り、その上へはいけない。

…と、上を見る気持ちになれただけでも、
成長ではあるんだけども。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です